ワークライフバランスを重視したい看護師

看護師がワークライフバランスについて本格的に考え始めるのは、就職から数年後という人が目立ちます。夜勤は生活リズムが崩れるので避けたいという看護師は多いですが、夜勤だからこそ得られる経験があります。入職から少なくとも3年間は夜勤を経験し、それから今後の働き方を考えてみましょう。3年以上の勤務経験があれば、経験者だと認識してもらえます。夜勤のない職場を見つけるにしても、夜勤の経験があることはアピールポイントになるのです。
ワークライフバランスを最適化できる職場は、仕事と家事を両立させやすいです。結婚後も仕事を辞めたくない、働きながら子育てをしたいという看護師は、結婚前からワークライフバランスの整った職場に転職するのも手です。職場環境は自分ひとりの努力で大きく変えることはできません。従業員として働いている以上は、会社の命令に従わざるを得ない場面は多いでしょう。だからこそ自分に合った職場探しが大切になるわけです。
ワークライフバランスにこだわる看護師は、勤務形態の変更も考えてみましょう。パートやアルバイト勤務を選択すれば、勤務時間と日数の調整をしやすいです。正社員は年収と福利厚生面で優れていますが、夜勤や残業を避けられない職場が多いです。理想のワークライフバランスを実現するには、年収と働きやすさを天秤にかけて妥協点を見つけていく必要があります。無理せず長期的に働ける職場を見つけることは、長い目で見れば生涯収入を増やすことに直結します。

*ワークライフバランスを実現させるための指南書:http://kangoshi-worklifebalance.com